メイボン尚子と尺戸智佳子によるトークセッション
「地域とリサーチとキュレーション:毛利武士郎から、蜃気楼、草木染、石、鳥まで」
日時:2024年6月1日(土)14~16時
会場:シーラカンス 毛利武士郎記念館(富山県黒部市栗寺41)
参加費:300円 *スコットランド産のお茶とお菓子つき
シーラカンスの柳原幸子と共に毛利武士郎アーカイヴづくりにいそしむ二人のキュレーターが、自身の住む・関わる地域でおこなってきた様々なテーマに絡むリサーチ・キュレーション活動について話します。一方は福岡県生まれでスコットランドを拠点にするフリーのキュレーター、もう一方は兵庫県生まれで富山を拠点にする公立美術館のキュレーター。どんな違いや重なり合いがみえるでしょうか。スコットランド産のお茶とお菓子つきです。ぜひ!
登壇者プロフィール
メイボン尚子
福岡県生まれ、スコットランド西海岸にある小さな港町、オーバン在住。多摩美術大学在学中の2004年から毛利武士郎の作品研究を始める。日本と英国の美術館等で約10年インターンや勤務の後、2011年末から結婚を機にスコットランド在住。2014年夏よりフリーのキュレーターとして活動開始。以降、スコットランド、日本、台湾、ブラジル等で異なる分野や文化的背景を持つ協働者と共に学際的・リサーチベースのアートプロジェクトを展開中。『美術手帖』等への寄稿といった執筆活動も行う。
尺戸智佳子(聞き手)
兵庫県生まれ、富山県在住。金沢美術工芸大学美術工芸研究科(芸術学専攻・修士課程)修了。(公財)金沢芸術創造財団で主に舞台芸術の企画制作を担当(2006〜2014)。現在黒部市美術館学芸員として勤務(2014〜)。現代美術や版画の展覧会、普及活動を担当する。主な企画に「下道基行展-風景に耳を澄ますこと」(2016年)、「山下麻衣+小林直人『蜃気楼か。』」(2021)「キュンチョメ:魂の色は青」(2023)等がある。「生誕100年 毛利武士郎と黒部」展(2023)の企画も担当。
*シーラカンス開館10周年となる2025年初春に公開予定の毛利武士郎オンラインアーカイヴに係る調査研究や、それをお知らせする本イベントは「公益財団法人 小笠原敏晶記念財団」からの助成を受け、運営しています。
後援:北日本新聞社・黒部市教育委員会